司法試験黙示録 @gouyokunakaze

3回目受験生。再現答案とか適当に書いてる。ツイッター→@gouyokunakaze

カテゴリ: 再現ブロガー成績予想

独学で予備試験を突破されたということで、その強い意志には脱帽。勉強法もさることながら、そのモチベの維持について聞いてみたいね。本人としては独学はあかんぞと警鐘を鳴らす趣旨でブログを書いていたそうですが・・・いずれにせよ優秀なことに変わりない。
 選択は労働法とのことなので、ノータッチ。

【憲法】
 措置①については21条で端的に。気になったのは、自己実現と自己統治でややゴリ押してる感が否めないこと。虚偽表現、平たく言えば、”ウソ”がなぜ保障されるのかというところにフォーカスを当てられるとよかったのかも。誰かが自己実現・統治だけではダメと言っていたので。ツイッター界隈だったかなあ。ああ、でも司法の犬さんは、「だけ」ではないからね、そこは言っておく。
 判例との違いを意識している点はよいかと。一方で、当てはめにおいて、「必要不可欠」の規範を使いながら、「必要不可欠ではない」という反論に対し、「重要である」というふうに答えてるところは気になるからなあ。特に、憲法は目的審査について一般用語では多少似ていても、「合理性」「重要性」「必要性」を丁寧に使い分けしているイメージなので。俺が細かすぎるだけか、あるいは・・・。
 あと、文面審査は時間なく書かなかったそうで。去年、文面審査書かずにAとった友人は二人いた。ただ、それはあとで出た出題趣旨で1行しか指摘なかったから重要ではなかったのだろう。今年はどうでしょう。その分、上記措置①がめちゃくちゃ丁寧に評価されていたりすればいいんでしょうが、司法の犬さんは、気持ちあっさりな気がする・・・なんていうのかな、まさに予備勢という感じがする。
 総じて、措置①については、上位に浮いているという印象はないかなー。
 措置②は21条構成、うらやましい。SNS事業者について、「内部基準に現れた思想」という理由を付けて21条による保障を認めている。こういうのを現場で思いつける能力っていいよなあ。憲法のセンスってやつか。
 全体の流れはいいかと思うんだけど、時折、「あれ?」ってなる。というのも、司法の犬さんが、どちらの立場なのかよくわからないときがある。法務省側なら合憲、つまり、反論はすべて違憲側。国民側なら違憲、反論はすべて合憲側となるのが普通。ただ、司法の犬さんの答案は、時折これがあべこべになっていて読み解くのに少し時間がかかってしまう、俺の読解力もあるんだろうが。つまるところ、反論というのは論点なんだと考えれば読めなくもないが、工夫のしがいはあったかもと。点数への影響は不明。
 最後に、行手法適用除外と成田新法は無難によくまとめられている
 評価はどうか。措置②だけにフォーカスすればAなんだろうけど、司法の犬さんは措置①ですこーしもったいないという珍しい?タイプ。文面審査も落としているし、、、ごめんなさい、B評価と予想させてもらう。本人予想は、ちょっと見つからなかった。どっか書いてあるのかな。

【行政法】
 違法性の承継で、取消訴訟の排他的管轄というワード、出訴期間にノータッチなのは残念。前者は、公定力からの説明で補えてるのかなあ、どうだろ。”公定力とは、行政行為の効力を関係人に強要する力である”って口酸っぱく教授に言われたなあ。
 当てはめについてはよいかと。手続保障は否定して、承継肯定、これは俺としゃちほこさんと同じ。おいおい、優秀な氏名黙秘さんだけ結論逆って怖いじゃねえか。。。
 設問2では明渡義務不存在確認訴訟を選択。規範は、いいでしょう。まあ、ここはね、例のごとくみんなできないので…以下略。ここまで3人の答案を見たわけだけど、こうも訴訟物が変わるもんなんだねえ。
 裁量。その前に行政調査と処分との関係についても触れている。配点があるのかはわかりません。
 裁量の理由で「専門技術性」を記載しているけど、俺のローの先生はダメって言ってたんだよなあ…。行政法黙示録−裁量①でも書いたんだけど。まあ、いいのかな。
 当てはめでは道路ネットワークのくだり、自然保護のくだり、井戸のくだりに触れている。ただ、小学校のくだりがないのかな。それでも、◯◯を考慮しなければならないのに、してないから、というかたちはできている。まあ、本人も裁量のところはあまり覚えてないとのことなので。
 総合では、違法性の承継の論証(平成28年の出題趣旨で書かれてるだけに辛いところ)、設問2で「勝ち」ではないところ(ただし相対評価だから大ダメージではない)、設問3で「負け」てはないが、「勝ち」でもないところを見ると、多少キズを負いながら立っている感じかなあ。
 Aは厳しい。BかCだと思うが、書ききっていることも含めて、Bと予想しよう。

【民法】
 設問1は特記事項なく無難に処理。まさに予備勢向きの問題って感じで、三段論法、要件当てはめが丁寧にされている印象。
 設問2。賃貸人たる地位の移転では、賃借人の同意が不要なことまで指摘して、登記の具備を論述。まあ177条は書いても良かったのかな
 ただ、これはしゃちほこさんのとこでも書いたが、賃借人による借地借家法の対抗要件の具備の指摘はなし誰か教えてほしいんだけど、賃貸人たる地位の移転のときって、賃借人の対抗要件具備書かなくていいの??俺は書けって友達から言われてから(旧司やったとき)書くんだけど、実はいらんのかな?昨日、潮見イエローみたとき、「判例は、対抗要件具備している事案ですが」みたいに一言断ってたからやっぱりいるんじゃないかなあって思ったんだけども。改正法605の2もそうだし。5chでもツイッターでもいいから誰か教えてくれ。
 将来債権譲渡もきちんと特定の当てはめがされ、467条も指摘してあり、OK。
 処理については、俺やしゃちほこさんと同じく対抗要件処理。やっぱ現場ではこれが限界というか無難というか。辰巳かなんかの解説もそう言ってたな。
 というわけで設問2も総じて大きな穴なく良い。
 設問3はちょっともったいない。せっかく規範で表示+契約の内容と二段階になっているのに、当てはめでそれが崩れてしまっている。それに重過失の検討落としもあり。設問1・2がよかっただけに後悔が残る。
 さて、気になる評価予想。1と2がよくて、3でミス。うーん、シンプルにBじゃないかな。1年で予備試験突破した人が重過失を落とすのが司法試験。工作物責任でミスったり、将来債権譲渡を落としたりする人だって普通にいる。ただ、Aを取る上位3割はそれをしない。それをしないから、Aになる。とすると、Bくらいでとどまるんじゃないかな。重過失落としただけで(あとは錯誤の当てはめのミスか)一気に二段階落ちるってイメージではない。ゆえに、B予想。ここまで、B・B・B。
 なお、動機の錯誤について、ここまで見ると俺、しゃちほこさん、司法の犬さんは、「錯誤」として論じ、氏名黙秘さんは「要素」で論じている。となると、仮に正しいのは後者だとしても、前者で論じた人は多いのかもしれない。

【会社法】
設問1は俺と似てるな。ただ、剰余金の配当の条文なんかも引いていてよい。一方で、定款にはノータッチなのかな。これがどうなるか。
 設問2。247条の類推OK。そして、278条2項の指摘こそないが、109条が直接適用できるわけではないことを詳細に論じており、規範もブルドックに沿っている。当てはめもOK。さらには、不公正発行も俺のようにあっさりではなく、事実をきちんと引いているため、好印象氏名黙秘さんと異なり、仮処分の指摘こそないが、かなりいいのではないか。
 設問3は論点はOK、ただ、結論が重版と逆なんですね。まあここは価値判断だからいいのかな。本人は深読みしすぎたとこと。ダメですよー考えすぎちゃ!!司法試験は「思いついたら負け」の試験ですからねえ。受験生諸君はよく覚えておくように。任務懈怠は経営判断原則で流しており、しゃちほこさんや俺と同じ。
 うーん、特にケチつけるところもなくAでしょう。設問2の当てはめについて俺よりいいし。

【民事訴訟法】
管轄。専属・付加の文言はないが、それらしいことは伝わってくる。ただ、やはり具体的事実の引用が薄いか。契約書の文言(「一切」とか)とかはやっぱり拾ってほしいんだと思う。そうすると、ここ単体で上位にはいけない。ってかさっき資格スクエアの加藤先生の答案見たが、ゴリゴリ事実引いててびびったわ。あんなに書けないわな。
 移送は17条の直接適用になっているのが残念当てはめはよい。思ったんだが、本来、当てはめにこそ配点は多いはず。が、この問題ってみんなおんなじ当てはめになるよね、場所が遠いとか時間がかかるとかさ。そうすると、結局のところ、法律論で差がつくことになるよねえ。問題はその差が大きいのか、小さいのか。
 設問1の配点がデカイ、課題(1)と半々でも17.5点ある。法律論で9点、当てはめで8.5点とする。当てはめで差はつかず、法律論で差がつく。まあ4〜5点くらいは差がつくのかもしれない
 設問2。間接→主要はOK。ただ、なぜ間接事実なのかの理由がほぼないのが残念。そのあとの処理は特記事項なく無難に処理できていると思う氏名黙秘さん、しゃちほこさん、司法の犬さん、そして俺と、間接→主要の流れ、(理由が様々だが)撤回できるという流れあたりは同じみたいですね。
 こう書くと、みんなできてるんじゃないかとも思うが、少なくとも、1回目受験時の俺なら間違えてたなあと思う。普通に難問。ただ、一方で、今年はTKC模試で自白出てるよね、確か。そうすると、自白を重点的に勉強した勢が、例年よりは多い可能性あり、そうすると、思ったよりみんなできてるという可能性もある。まあ、おそらくできてないと思いますよ。
 設問3では自己利用文書。2要件で書かれてること、当てはめが相当あっさりなのは気になる。移送もそうだが、全体的に薄めなのかもしれないねえ、司法の犬さんは。多分、予備なら余裕でAなんだろうが。はて、司法試験ではどうなのかというところ。
 俺との比較で考えよう。俺自身は、C予想。設問1(1)(2)いずれも俺の方は上だな。設問2は、俺が請求原因間違えてること、因果関係ではなく、損害の主要事実と認定したミスを考慮すると、俺のほうが下。ただ、設問1の差でまだギリ俺が勝ってる。設問3は自己利用文書書いてない俺のほうが下、但し、司法の犬さんも薄め。そうすると、ここで司法の犬さんが上に出る感じか。
 となると、Bかな。Aにするには、やはり設問1が薄い。というわけで、B予想とする。
 本人的には大事故科目らしい。あれ、俺甘いのかな?まあ、いいか。

【刑法】
窃盗をメインで論じ、その要件解釈の中で、詐欺との区別を検討するスタイル、よろしいかと思います。もう、みんな窃盗じゃんよおおおおおお。あ、氏名黙秘さんいたわ。でも、彼(実は女性とかあるか)は他の科目全部Aレベルだからなあ。。。
 設問2。身分犯説→結合犯で反論→私見で結合犯を批判していく大枠は俺と同じ。特に目立ったミスも見受けられないし、いいんじゃないか。読んでて「おや?」となった箇所は見受けられない。
 設問3では緊急避難を否定して、誤想防衛に流すという理想形俺、なんで正当行為だの被害者の承諾だのから書いちゃったんだろう…誤想防衛書くつもりだったんだけどなあ、なんか時間配分ミスって気がついたらやべえってなってた。
 本人的には、細かいミスがいろいろと気になるようですが、大きなミスという感じはない印象。
 これって普通にAいくんじゃないの?しいて言えば、刑事系はやっぱり当てはめ評価が超重要な点で、全体的にあっさりな感じがある点。事実は引いてるけど評価が…みたいな。もしかしたらBになってしまうのかも。去年、一昨年と大きなミスはないけどBだった感じとしては・・・よもやBということも。うん、厳しいかもしれないが、Bとしておきます。Cまで落ちることは考えられないが。

【刑事訴訟法】
 ええっと、(2)のこれが実態喪失説というやつですか。こんなもん知らんわ!
 (1)では逮捕、勾留、勾留延長と過不足なく淡々と書かれており、文句なし。(2)では適宜事実が引かれており、実態喪失の有無の認定。なるほどねえ、こうやって書くのかあ。なんだろう、氏名黙秘さんといい勝負なんじゃないかな俺、Bとか書いたけどやっぱDまで落ちるかもしれん・・・。
 Yの出張を書き忘れたのか…はい、1点減点!!(適当)
 訴因変更の可否もやや薄いが必要最低限という感じで答案戦略なのかな後半は、条文や趣旨から論じられており、当てはめも丁寧で良さげ(その当てはめ能力をもっと他の科目でも使えば・・・)。
 刑訴わかんない!でも、Aくる感じなんじゃないの、これ。今年の試験で、最も予想できないのがマジで刑訴。A予想としておく

はい、まとめ。(憲法から順に)
司法の犬さんご本人による成績予想
*不明(短答は144点)
黙示録による司法の犬さんの成績予想
B B B A B B A

*参考までに黙示録自身の成績予想
D A A A C D B(短答129点)


余裕で合格やんけ。なんやそれ!!若干迷ったのは憲法・民訴あたりがもうワンランク下かもなあ、ってこと。それでも余裕あるわ。

1000位以内は当然として、これだけ安定してると400〜500くらいありそう。あれ、そうすると、氏名黙秘さん300番予想したけど、もう少し上もあるのか。なんか、氏名黙秘さんの倒産法もぶっちぎりって見たし。予想変えとくか。俺の友達で200番くらいだったやついるけど(一昨年)、確か、

A3つ・B2つ・C2つ・選択55だったな(民事で200点超えした化物)。あれ、じゃあもっといくやん!とも思うが、受験者減ってAの価値が今と違うし、Aもピンきりだからなあ。実際、

民事でA2つB1つで200点もいれば、A2つC1つで160点の人もいる

BがCに変わっただけなのに40点も変わるのはAの怖さ、もちろん素点。だから、上位Aかまで考慮しないとね。なんならオールAで300位もいたな。

司法の犬さんは、俺の中では、2つがA、会社と刑訴。ある程度の上位ではあるけど、ぶっちぎりとまではいかないのかもしれない。そうすると、、、やっぱり500前後になるかな。うん、500位と予想しましょう。氏名黙秘さんは、あとで再検討する。

これ、けっこう疲れるなあ、いい加減なこと書けないし。あとはムキムキさん、3回目さん、ほいやーさん、ついたてさんあたりかな?TKCさんは・・・いいよね笑。他に誰かいたら教えてくれ、5chは見てる。

さて、今回の再現ブロガーはしゃちほこさん。

御本人の紹介ページを見ると、受験回数やロースクールは公開していないよう。予断排除のためのようですが、少なくとも予備組ではないようですね。なお、選択は国際私法のため、ノータッチ。再現もわりと試験後すぐで信頼度あり。

【憲法】
立法措置①は、文面審査で21条違反と31条違反を両方書かれている。2つから書く手法は初めて見たなあ、と。そして、後半で表現の自由違反について。まあ、このあたりは俺と大きく変わる感じではないのかなあ。特に記述が薄いという感じもない。
 ただ気になったのは、措置①でSNS利用者に限定してしまっていること。SNSは、措置②の話じゃなかったかな。措置①は虚偽表現一般の話なのではないか、と。そこが点数にどう響くか。題意を読み違えていると採点委員に思われてしまうという懸念はあるかなあ。。。
 措置②については俺のように22条ではなく、きちんと21条に流せていてよいしいていえば、審査基準の理由付けがやや薄いといったところか。ローの教授から「大切なのはどの基準を設定したか、ではなく、なぜその審査基準になるのかの論証」と聞いたことがあるからである。それでも権利選択ミスなく当てはめもきちんとこなしているので十分でしょう。
 最後に31条との関係。しゃちほこさんの答案では、法9条・16条を問題としているが、俺は行手法を適用除外とした法20条との関係にしているところが異なる。そして、規範は比較考量を採用しているが、俺は成田新法を意識して総合考慮。特に重視したのが緊急性の有無。行政法の教授から、「成田新法で重要な考慮要素は緊急性」と言われてマークしたのを思い出したからそうした。このあたりの条文選択、規範当てはめ部分は気になってしまう。とはいえ、配点割合自体は大きくないでしょうし、時間的に尻切れになってる人は多いイメージ

 とまあ長くなったが、本人予想は、8/17の記事を見ると、Bとのこと。措置②で21条からアプローチできたことは良し。ただ、そこから措置①でのSNS限定や上記31条論のあたりを差し引くと・・・BないしCかと。Aの人は措置①をそつなくこなし、措置②で21条、そして成田新法で書いてくるというイメージなので。まあ仮にCだとしても、3300人の半分より上、つまり、1500〜1700くらいだろうから、B寄りのCというところかなと。いい科目とまでは言えないが、大きな失敗でもないという感じ。

【行政法】
 まず、違法性の承継の論証で排他的管轄の文言は欲しかったかも。が、せいぜい1点分でしょうから些末。
 当てはめ。今、改めて判例読んだけど、『直ちに不利益がない』こと、取消訴訟を遅らせることが『不合理でないこと』等、かなり判例の文言に忠実。俺はここまで覚えてなかったからすごい。
 問題は判例との違い。うーん、わからん。今適当に調べたら神奈川のページが出てきて、土地収用はやっぱり問題文同様、官報で告示するらしいわ。判例のほうはわからんかった。ここは評価次第か、俺が原告なら官報なんか見るわけ無いやろ!!って思うけどね。氏名黙秘さんは告示で十分やろ!タイプでしたね。
 とりあえずしゃちほこさんのここの当てはめ評価は俺みたいに条文適当に並べたものより判例に忠実でよっぽどいいと思う
 設問2。行訴法36条の趣旨につき、厳しくみるのはかつての有力説だそう。近年は最高裁も緩やかにしているとケースブック行政法にも記載あり(P426)。しゃちほこさんは前者、俺は後者。
 規範もしゃちほこさんは、「直截」という判例の規範が出てないのが残念かな、と。
 当てはめの中身は実質的当事者訴訟。まあ、そう回答した人は多いかと思う。決して上から目線ではなく、俺は授業でやった内容を覚えてたから争点訴訟に持ってけたけど、そうじゃなかったら無理。同じ授業受けたはずのローの友達も差止書いちゃって言ってたし。みーんなできないから大丈夫。ただ、設問単体でいい評価もらえないのはやむなし。
 設問3。まあここはね、手を動かすお時間なので。事実も拾いきってるし適宜評価しているのでよいかと。事実が足りなかったり、無評価、時間切れが下位になるのが裁量論。
 本人予想は、A。2年連続Aだそうで(あれ、じゃあ三回目か?)。
 違法性の承継がGOOD、裁量も良し、設問2は残念。まあそれでもAいくと思う、俺も。配点30あるけど、みんなできないよ、あそこは。繰り返しだが俺は授業思いだし…以下略。
 ただ、残念ながら上位Aではないでしょうねえ。それでもAがアドバンテージになるのは間違いない。

【民法】
 設問1。所有権の帰属は特記事項なし。残念なのは、本人もお気づきのとおり、後半の717条1項但し書きの「必要な注意」の要件落とし。痛いミスではあるが、問題は「痛さの程度」だよね。
 仮に設問1の配点35点を半々にすると、工作物責任はMAX17.5点となる。これも仮にだが、
①請求根拠となる条文
②「土地の工作物」
③その当てはめ
④「設置または保存の瑕疵」
⑤その当てはめ
⑥「損害」と因果関係
⑦その当てはめ
⑧「占有者…必要な注意」
⑨その当てはめ
⑩結論
のように、それぞれの要件の配点項目が並列なら、たかだか1〜3点のミスで済む。しかし、本件では、⑧⑨が一番聞かれているところであり、
①請求根拠となる条文 1点
②「必要な注意」以外の要件と当てはめ 7.5点
③「必要な注意」の当てはめ評価 8点
④結論 1点
みたいな可能性もあるわけで。これがいずれかは採点委員のみ知るところだが、しゃちほこさんの気持ちを汲めば前者がいいよねえ、そりゃあ。
 設問2。賃貸人たる地位・将来債権というワードこそ出てないが、一応それらしい請求はそれぞれ書けている。その処理についても、対抗要件を使ってるところも俺と同じ。俺はどっちももう少し丁寧に書いているが、筋はおんなじといったところ。
 いや、でも賃貸人たる地位はやっぱ大事か。特に引き渡しの対抗要件(借借法31条)は認定したほうがいいんじゃないかな、やっぱ。改正法605条の2にも明記されているところを見ると、必要な気もしてきたぞ。
 結局、正解が未だ不明なのでなんとも言えんが、特殊性を掘り下げてその優劣を論じるのは優秀答案のそれだと思う。ゆえに、それぞれの請求が一応合っていて、とりあえず対抗要件処理!ってのは少なくとも守った答案にはなるのかと。真ん中やや下といったところかなあ。
 設問3は錯誤論。重過失は否定したようで、これは氏名黙秘さんと同じかな。気持ち的に若干薄めの部分があるようにも思えるが、外してるわけでもないし。守って真ん中くらいといった感じ。
 総合的にどうか。本人予想は、B。上の「必要な注意」がどうなるかにもよるが、全体的には無難な処理。ただ、賃貸人たる地位の移転とか、やや薄い印象があるところを見ると、もっと厚く当てはめをしている人はそこそこいるイメージ。Aは厳しい。Cか、Bか。うーん、民法苦手な俺が思ったより解けてしまった(と思っている)ことからすると、今年の民法はやや優しかったのではないか。よし、Cと予想する。

【会社法】
 設問1はマジでわからんのでノータッチ。
 設問2。247類推適用。ただ、「類似してるから」の理由付けは、(思いつかず、あるいは忘れて無理くり書いたのだろうが)よくはないよね。直接適用よりはマシだが。
 問題は、1号、つまり、平等原則による法令違反の主張がなく、2号一本なこと。希望的観測でいえば、「当てはめすりゃどっちでもいい」なんだけどねえ。条文の順番的にもまずは1号からってなりそうだし、そう優しくはないのかも。配点も高い。
 少なくとも、「平等原則違反ではないか、という1号主張の抽象論」の配点項目は落とすことになる。①平等原則の趣旨、②109条の指摘、③278条2項の指摘、④その規範。プラスで、⑤その当てはめの項目も落とすことになるとすれば、やはり痛いミスではある。
 設問3。前半部分は、論点の見誤りがあるため、残念ながら点数はほとんど入らないかと。そして、この論点は、TKC模試で出題されていたため、思った以上に書けた人が多くなったはず。相対評価の怖さである。配点20点のうち、仮に10点分とすれば、やはり痛い。
 後半の任務懈怠はみんな時間ないし、差がつく感じではない。
 総合評価。本人は、D評価。模試で設問3が出てなければそうだったかもしれない。しかし、ここで一気に沈んでしまうことを考えると・・・Eも覚悟しないといけないかも。1年目、俺が設立書けずEまで落ちた経験から厳しい予想をしておく。

【民事訴訟法】
 まず、設問1(1)。専属的・付加的合意という文言が出ているのはOK。ただ採点委員としては、もう少し具体的事実に沿った検討を求めていたのではないか。やや、抽象論にとどまってしまっているところが残念。
 (2)の移送は、16条1項処理で、17条類推ではないのが残念。当てはめ自体はいいんだろうが、ここはみんな同じように当てはめるだろうから、法律論でやや分が悪いか。が、どうやら17条類推適用というのは、ややマイナー?分野らしいから、致命傷ではない。むしろ、(1)で専属・付加を知らないが、ゴリゴリ事実拾った人に負ける可能性のほうが怖い。
 しかし、管轄全体がマイナー分野なため、大きな「負け」ではないだろう。
 設問2。間接→主要の流れはいいですね、ここは題意に沿っている。俺と同じで、詳しく要件事実を分析をしている感じではないみたいですが。
 間接→主要の時点で半分よりかは浮くんじゃないかな。そこからは要件事実の分析だったり、撤回の可否の具体的論証の精緻さで決まるのだろう。そういう意味では、俺もしゃちほこさんも、守れはしたが、上位にいくほどのものではない、といったところ。ごめんなさい、ここ難しいからあんまり書けません。
 設問3は自己利用文書で書けてるね。3要件、当てはめもそつなくこなしており、合格水準だと思う。
 総じてどうか。勝負が決まると言われる設問2で守りきり、設問3で勝ち。設問1でやや劣るという感覚だと、Bくらいかなあ。なんやかんや、上位3割はどの設問も題意に沿ったこと書いてくると思うんだよね。ゆえに、B評価と予想本人予想もBのよう。

【刑法】
 設問1では詐欺を否定し、窃盗で処理詐欺が冗長にならず、あくまで窃盗をメインで論じているのでいいと思う。横領と窃盗の区別が出た平成27年のLIVE本の解説でそんな記述があったので。当てはめもよいでしょう。
 設問2も身分犯処理→反論→結合犯処理で学説問題にも対応しているのでいいのでは。
 設問3では、誤想防衛まで広く検討できてよさげ。しいていえば、具体的事実が少ないように見えるが、誤想防衛を落としたりせず守れてるのでは。
 とまあ、あっさりだけど、スラスラ読めて大きな落としもないのでAではないかな。ただ、論述の厚みは上位に比べるとやや劣る印象なので(書いてくる奴はすげえ認定してくる)、上位Aではないのかも。本人予想はBとのこと。うーん、変に期待させる結果になったら申し訳ない。

【刑事訴訟法】
 捜査について。ここは俺がボコボコに言われてるので、偉そうに言えません。しいていえば、俺と同じで勾留延長落としてるか。あとは、評価が気持ち少なめか・・・?あれ、俺もこんなもんだっけ。わかんね。
 俺の受かった友人でも、刑訴で高い評価を取った人ってほとんどいなくて、特に捜査では、どこが肝になっているかいまいちわからんのよね。ただでさえ今年はイレギュラーだし。悪いとは言わないが、いい答案かどうかもわかりません、すまんね。
 さて、訴因変更の可否落としがどれだけ響くか。可否の論証、当てはめ分を失うわけだからなあ、小さいミスと割り切るのはやはり危険か。まあ、その分、公判前うんぬんの当てはめはできているかもだけど、やはり無記載、つまり、0と1は違うからねえ。覚悟はしなければいかん。
 というのも、受験生の多くは、「要否まで書くのか」に悩んだと思う。逆に言えば、「可否は書くよね」という発想。だから、けっこう多くが書いているんじゃないかなあ。。。
 Cまでは上がらんかなー。Dまでくるか。2000〜2500/3300、下に800人いるか。きわどい。1300人はいないだろうから、やっぱCはきつい。でも、会社法よりはマシなイメージ。すると、D予想かなあ本人もDとのこと。

以上をまとめると、

以上をまとめると(憲法・行政法・民法・会社法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法の順)

しゃちほこさんご本人による成績予想  B A B D B B D (短答137点)
黙示録によるしゃちほこさんの成績予想 C A C E B A D

*参考までに黙示録自身の成績予想  D A A A C D B (短答129点)−1100位予想

憲法・民法・会社法でワンランク下げさせてもらい、刑法でワンランク上げさせてもらった。行政法で会社法をカバー、刑法で刑訴をカバーすればという感じでしょう。短答も問題はなし。
あとは選択科目だなあ。国際私法、どうなんでしょう。本人予想は、50点とのことだが、ただの勘らしい。ここで落とすと、ややきつい。が、50点をキープ、もしくはここで上位にいけば合格あるでしょう。選択科目次第で1400〜1600位くらいの変動があるような気がしている。

 別記事で書いたが、デカイミス論でいくとどうだろう。
・憲法大きなミスはなし
・行政法設問2はみんなできんからでかくはない
・民法 必要な注意落としだけででかくはない
・会社法 でかいミスかな、しゃあなし
・民訴 管轄のミスはでかくはない
・刑法 なし
・刑訴 訴因変更の可否まるまるはデカイか

あれ、デカイミスは2つか。あとはその他のミスをまとめて1つ分か2つ分、合わせて3〜4つ。去年の俺は5〜6個のデカイミスで1800位(Aなし)。友達は3つで1100位(A4つ)。この理論でいくと、あれ、いけんじゃね?

 1400位で合格と予想するわ。別に気遣ってないよ。一緒に受かろうぜええええええ。おしまい。

合格発表まで残すところあと1週間。現在、9月3日(火)18:00。来週の今頃は歓喜か、あるいは・・・。

時間を持て余しているので、勝手ながら自分の答案と再現ブロガーさんたちの答案を比較してみようと思う。まあ外れたところでどうってこともないし、むしろ当たれば後々になって「ええ相場観してるな、君!」と思ってもらえるだろうし。まあ精読まではしないので、ざっくりいきます、ざっくり。

 さて、記念すべき1回目は、氏名黙秘さん。5chでも上位での合格が確実視されている方です。予備経由?ということで、実力も申し分ないでしょう。再現も5月には書き終えており、再現度も信頼性あり。そんな方を俺なんかが偉そうに評価するのもおこがましいが、、、そこは許してくださいな、と。

 やり方としては自分の答案の答案との「比較」でいきます。そのほうがわかりやすいだろうし。あまり細かく書くつもりはない。なお、選択科目は知財しかわからないのでそれ意外に関してはノータッチ。



【憲法】
 立法措置①についての21条違反や、明確性原則あたりは同じような筋。ただ、前者は俺より評価が丁寧な一方、後者は俺のが丁寧かな、と。もっとも、文面審査のほうが配点は低いような気もするため、や合わせて考えると、立法措置①について、やや氏名黙秘さんが上でしょう。
 立法措置②について。俺は22条構成と利用者についてさらっと検閲を書き、あとは手続違反を書いたわけだが、一方で氏名黙秘さんは、21条構成を事業者、利用者どちらでも書いており、手続違反もきちんと拾っている。今年は、21条構成が正解筋でしょうから、ここで俺と氏名黙秘さんでは大きく差がつく印象。権利選択のミスがなく、各論点を全般的に拾った答案であり、これだけで上位3割、すなわち、Aがつくのではないか。
 では、上位Aとなるのか。ここは判断が難しい。ご本人も指摘しているが、広く浅くなってしまったとのこと。まあ、措置②で事業者・利用者双方きちんと書くと仕方がないとも思う。このような答案が高く評価されるかはわからない。ただ、憲法の相場観シリーズでも指摘したが、友人の憲法A答案(しかも70点くらいの超上位)を読んだとき、そんなスペシャルな法的評価はなかった。それが妥当するのであれば、「内容の深さ」よりも「題意を捉えたか」、つまり、論点を突けたかどうかで高くもなる。とすれば、氏名黙秘さんの答案も、題意は的確にとらえているため、上位Aとなりうる。いずれにせよ、Aはかたいという印象。

【行政法】
 ご本人もAとのこと。俺の答案と比べると違法性の承継の結論が異なること(俺は手続保障なく承継を肯定)。まあここは結論より中身でしょう。俺はいろんな手続条文を拾ったのだが、説得力として十分かは怪しい。一方、氏名黙秘さんは、「告示したら住民わかるやろ、紛争成熟してるやろ」という指摘で承継を否定。うーん、ごめん、正解筋はちょっとわからん。
 設問2はどうか。俺は所有権確認で争点訴訟を指摘するも、理由付けがダメ。一方、氏名黙秘さんは第三者効にも触れていて、理由はいいが、「直截」の規範や実質的当事者訴訟の指摘。どちらに(訴訟選択か、直截性の理由付けか)高配点があるのかわからないので、ここはトントンということにしておこう。
 設問3はあんま変わらない印象。ただ、教育を受ける権利(憲法26条)とか噛ませてくる感じやるな、と思った。
 まあ総じてAでしょう。俺との優劣は正直わからん。仲良くAってことで。

【民法】
 本人評価はA。設問1は所有権帰属は無難だし、工作物責任もそう。ただ、注文者が引き渡しを受けてない点についての記載はどうでしょう、そこは717条3項の求償があるからなあ、と。俺はそう書いたんだけど。まあいずれにせよ、些末な点なので大差ないか。
 問題は設問2。ここは俺と大きく異なる。俺は、Hの賃貸人たる地位とFの将来債権譲渡をわりかし丁寧に論じ、その処理を対抗要件として論じた。一方、氏名黙秘さんは、前者はかなりあっさりで、後者を将来債権譲渡への期待権の比較考量としてかなり手厚く論じている。試験委員が一番聞きたいのは、まちがいなく後者の処理、それはわかる。ただ、これは試験であって、どこに配点があるのかを考える必要がある。そうすると、仮に前者の処理にもしっかり点があるのであれば、氏名黙秘さんはかなり薄いので点数が取れない。一方、後者に点数がほとんど点数入ってるのであれば、氏名黙秘さんにたくさん点が入る。うーん、個人的には、なんだかんだで旧来の論点と呼ばれるところに点数あるのではと思ってるので、全体としての中身は薄いが、点数の高さのみに注目すれば、俺に軍配があがるのでは、と考えている(というかそうでないと俺が困る)。
 設問3は錯誤論。氏名黙秘さんは契約の一体性も論じているので確かに配点はありそう。そして、錯誤論の論じ方として動機の錯誤を俺は「錯誤」として論じているのに対し、氏名黙秘さんは、「要素」で論じている。ここは5chでも議論があったところ。手元にある佐久間とか内田民法読むと、なんか「要素」っぽいな…。ミスった。これが些末な論点なのかどうか(そうであってくれ)。
 俺は重過失を肯定し、相手方の重過失・共通錯誤まで検討氏名黙秘さんは重過失それ自体を否定。まあ、ここは価値判断なのでね。
 まあ、総じてみると俺も氏名黙秘さんも、どの設問も明後日の議論はしておらず、大まかな題意には沿っているかと思ってるので、Aなのでは。上位Aかはちょっとわからないな。

【会社法】
 本人評価はA〜B、500位以下とのこと。いやー、これはぶっちぎりAでしょう。
 設問1はよくわからんのでスルー。
 設問2は俺と同じで事例で考える会社法第14問を参考にしてるっぽいが俺とここまで差がつくとは。
 仮処分の申立て、247条類推適用、278条2項を引きながらの平等原則違反、そしてその規範も丁寧で、当てはめもばっちり。不公正発行のみ、主要目的ルールでいったみたいですが、メインは平等原則でしょうしね、素晴らしいの一言。文句つけられん。
 設問3も題意を捉えていて、俺みたいに安易に経営判断原則に流してないし。
 まあ、設問1が蓋開けないとなんとも言い難いけど、上位A間違いなしでしょうね。俺もギリA入りたい!!

 おい、Aばっかじゃねえか。

【民事訴訟法】
 本人予想は、上位ではないがA圏内とのこと。
 設問1は、まず、専属・付加的合意というのはご存じなかったそう。まあ言葉を知っているかどうかを聞く問題ではなく、中身の問題でしょう。俺は知ってたよ!!(得意気)
 (2)では17条類推適用が拾えていないようで。ただ、当てはめの中身はあるから点数はつくでしょう。俺は類推適用も書いているので、設問1単体ではやや俺に軍配あるかと。
 設問2は完璧でしょう。俺は請求原因間違えてるし、追加請求を「因果関係」じゃなくて「損害」にしちゃってるからね。まあ、間接→主要の流れだけはあってそうで良かったけども。
 設問3はまず俺がやらかしてる。氏名黙秘さんは、自己利用文書の3要件あげて書いてるし特記事項なし。
 俺みたいな受験者でも設問1の問題意識を知ってたことを考えると、本人指摘のとおり、確かに、上位Aではなくなるかも。でも、設問2と3できちんと点を重ねてるし、ギリギリAに入ってくるんじゃないかな、と。俺は上で書いたようなミスがあるので2段階落ちのCかと。

【刑法】
本人予想は、D〜E。大戦犯科目とうたっています。詐欺ルート、俺と同じですねえ(にっこり)。
 設問1については、俺は処分行為を否定して、2項詐欺に流すというまた独特な理論(なぜ窃盗に流さなかったのか・・・)。一方、処分行為を肯定した氏名黙秘さん。お互いにいい筋ではないですからね、そろって沈みましょう。
 設問2はまあまあ無難な処理、おんなじような感じかな。
 設問3で誤想防衛落としたあたりも俺と同じ。笑
 それでも設問2での踏ん張りや三段論法等考えると、俺と同じくDあたりになるんじゃないかなーと思います。ここまでAばっかの人が一科目やらかしてFまで落ちるとは考えにくいしね。

【刑事訴訟法】
良くてA、悪くてBとのこと。
 俺は、別件逮捕の学説がわかりません。というわけであまり評価できない。でもまあ、逮捕・勾留・勾留延長(俺は勾留延長落とした)の要件を淡々と検討し、本件基準説で違法認定を行い、後段で別件基準を使うという技で矛盾なく書かれています。これで悪い評価になるとも思えません。
 訴因も可否を最低限拾い、公判前うんぬんのくだりを抽象論、当てはめともにかなり丁寧に認定されており、120分でこれ以上はないって感じ。条文ちゃんと引いてるし。
 というわけで、Aかたいでしょう。なんか俺、Bとか書いたけどDくらいな気がしてきた・・・。


以上をまとめると(憲法・行政法・民法・会社法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法の順)

氏名黙秘さんご本人による成績予想  C A A A A D A (短答145点)
黙示録による氏名黙秘さんの成績予想 A A A A A D A

*参考までに黙示録自身の成績予想  D A A A C D B (短答129点)


はい、ぶっちぎり合格。300番くらいかなあ、Aの判断が難しいからなんとも言えんが。うらやま。短答の点数交換してほしいわ。刑法が残念だけど、ここまで揃えられるのは素晴らしいね。このうち、会社法・刑訴あたりは上位Aなんじゃないかなーと。ワンチャン俺が点数で勝てるとしたら、行政法か民法。相手が猛者とはいえ、1勝くらいしたい!!

あ、ただの個人的な意見だからね、間違ってても責任取りません。

だいたいこういうときって、みんな変な謙遜が入る。ほんとはAと思ってるくせにDくらいとか言うやつ。俺はこれにさんざん騙されてきた。一方、俺はAかと思ったらCだったりと踏んだり蹴ったり。

というわけで、変な謙遜も一切なし。ウケ狙いで高く設定するのもなし。あくまでも3回目を受けた自分の相場観や、5chでの意見も多少踏まえたうえで、可能な限り客観的に自分の成績を予想してみたいと思う。なお、再現答案及び各科目の感想記事もあるので、そちらも御覧いただきたい。

というわけで、端的に。

知的財産法  55点

憲法     D

行政法    A

民法     A

会社法    A

民事訴訟法  C

刑法     D

刑事訴訟法  B

短答     129点(1704位)

総合順位   1100位

これが、9/1(日)22:00時現在の予想です。なぜそう思うかは各科目の他記事を見て。若干違う場合もあるかもだけど、今の気持ちはこうなのであしからず。

というわけで、高順位ではないが、合格!!!


追記:成績評価と順位が対応していないのではないか、これだと700位くらいなのではないか、という5chのご指摘について

一見すると、F・EもなくAも3つ揃えているのだから、そのくらいの順位になるのではないか?とのご指摘ももっとも。ただ、これは去年の合格者を基準に考えています。

その友人の場合 A A A B C D E 選択58点 短答128点 総合1100位前後
黙示録の場合  A A A B C D D 選択55点 短答129点 予想1100位前後

これを御覧いただければ納得できるかと。まあ去年と今年では状況が異なるという意見ももっともではある。しかし、私も彼も、ずば抜けたAではないため、このくらいの順位に収まるのではないでしょうか。ちなみにオールAにもかかわらず、300位程度でとどまった方もいます。A評価はピンきりなので、こういうことが起こりうるのです。

ご指摘して頂いた方、ブログ読んでくれてありがとう!!!

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